今日のできごと

　午後２時から清掃センターで吉田町牧之原市広域施設組合定例会が
ありました。開会してすぐ暫時休憩で、全員協議会になり、当局から
一般廃棄物搬入手数料の不明金について説明がありました。
６月１日の組合議会で、不明金に関しては「警察の捜査中であり
発言は控える。」とし、沈黙を保っていた組合でしたが、今日の
平成２６年度決算認定では、沈黙を破ったかのように説明があったのには
正直少し驚きました。やはりそれだけ議会は重みのあるのでしょう。
　４月７日に不明金の存在がわかってから被害届を出すまでの経緯や、
手数料の取り扱いの実態の説明が終わり、核心にふれるような質問が
多々出されました。公金管理の在り方や職員の意識の低さなど・・・。
　全職員が容疑者であるかの議員の発言には思わず耳をふさぎたくなりましたが、
これが現実と、改めて公金の不明金事態の重さを痛感しました。
　一日も早い全容解明を願います。何故、このような事が起きたのか？
再発防止策として、議員から『防犯カメラ設置』の提案がありましたが、
できればそんなものは付けたくない。それより、職員の倫理観を高める
教育を徹底して欲しいです。
　平成２６年度一般会計決算は全員賛成で認定となりましたが、不明金の
問題を容認したわけではありません。歳入歳出差引残額７２，５７１，９５２円
の中には、使途不明による現金不足額１，０８０，８１０万円が含まれている
決算であるので、法的には問題はありませんが、不明金は血税であるので、
一日も早い原因究明と現金回収及び町民市民が納得のいく再発防止策を講じ、
議会、吉田町民、牧之原市民への説明責任を果たし、信頼回復に努めるよう
強く求める付帯決議を全会一致で議決しました。
　管理者である田村町長は、議会の決議を重く受け止め、深々と頭を下げ、
説明責任を果たしていくことを表明しました。
私も、不明金の早期解決を切に臨みます。