2012年10月12日
被災地の再興を祈る

福島視察2日目。澄み渡る青空の下、二本松市長さんの計らいで浪江町役場を訪問
しました。二本松市内の工業団地内に新たに造られ、引っ越しをしたばかりだったにも
かかわらず、係長さんが対応してくださり、発災から今日に至るまでのご苦労をお話し
してくださいました。浪江町民は放射能汚染で町民が全国に避難しておられます。
役場機能を二本松市に移し、職員のみなさんは、町民の方々を案じながら一日も早い
復興をがんばっておられました。係長さんは、東京電力に強い憤りを口にし、また、
国への強い不信感を表わしました。放射能被害を受けた当事者として当然のことと
思いました。「町民のみなさんに何が必要ですか?」の問いに、係長さんは「希望
です。」と答えられました。その言葉を聞き、私はしばらく返す言葉がありません
でした。必死に生きている被災者のみなさんを忘れてはいけないと痛感しました。
「浪江の町民に思いを寄せてください。」係長さんはそう言って、私たちを見送って
くださいました。
Posted by kuni-sun at 20:24│Comments(0)
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